#奥羽本線 スーパーつがる …!?

E751系 JR東日本
E751系
E751系

E751系

毎年この時期恒例のJR東日本2024年3月ダイヤ改正の概要が12月15日に発表されました。
今回の改正は特段変わりないものと思われていましたが、驚きの内容として
特急つがるの速達化、同時に列車名をスーパーつがるに変更
というのがありました。速達化されるのは3往復中1往復のみで車両は従来通りE751系4両での
運転となります。
車両は変更にならない、また奥羽本線青森~秋田間の最高速度は95km/hなのにどうして速達化
その絡繰りは停車駅の絞り込みで実現するそうです。
従来の特急つがる停車駅は秋田・八郎潟・森岳・東能代・二ッ井・鷹ノ巣・大館・碇ヶ関・大鰐温泉
弘前・浪岡・新青森・青森でしたが
八郎潟・森岳・二ッ井・碇ヶ関・浪岡での停車を取りやめ通過にすることにより弘前・秋田間では
2時間を切り、青森・秋田間でも2時間30分前後と10分程度所要時間が短縮されました。
ではこれ以上の短縮はどうなのか、といったところですが、川部~青森間は単線かつ分岐器の
通過速度制限多数、弘前以南でも分岐器の通過速度制限が多く有るため難しいようです。
もともとE751系は東北新幹線盛岡・青森間のフィーダー輸送用スーパーはつかりとして登場しました
が新幹線延伸に伴い八戸・(青森)・弘前間の特急つがるに転用、のちに特急かもしかの代替として
奥羽本線の特急つがるに転用され、現在に至っています。
東北本線時代最高速度130km/hかつ6両でしたがその性能をフルに発揮することなく、また
中間車2両を抜き取りの上4両(3編成)で細々と運用に入っている形です。
E751系は登場(営業運転開始)より23年も経過、たびたび故障しており先はそう長くないかと
思われていましたが、ここでスーパーを冠するとは驚くばかりです。
(まあ新型車両を導入するだけの需要がないため、延命で使い倒すのでしょうね。)

タイトルとURLをコピーしました