#秋北バス 回数券終売へ

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秋北バス(本社:秋田県大館市)は
令和6年3月31日を以て紙式回数券の販売を終了すると発表しました。
同社では一般路線にもICカード乗車券が利用可能になり(但し能代・山本地区を除く)
周辺の弘南バスや秋田中央交通同様、終売が予想されていましたが、ついに終売が発表されました。
終売となる回数券は次の通りでIC未導入の能代・山本地区も含まれます。
■普通回数券(割引率約10%)
■エコロジー回数券(同)
■セット回数券(同)
■通学回数券(割引率約26%)
■買い物回数券(割引率約28%)※平日は使用時間帯制限あり
なおみちのく号の回数券は継続して販売を行ないます。
販売終了後の未使用回数券はそのまま使えるほか、ShuhokuOrangePassに限り
未使用回数券の残額(額面額)を交通ポイントへ振替えもできるそうです。
※取り扱い窓口に制限あり
またIC(特にShuhokuOrangePass)利用促進のため4月1日以降
ゴールドパス、じょうもんパス、運転免許返納ゴールドパス、一般定期券を
ShuhokuOrangePassに(限って)組み入れを始めます。
※それ以外のSuicaやPASMO等は不可、取り扱い窓口に制限あり
今回の回数券廃止は次のような要因があると考えられます。
(1)コスト削減と収支の改善
印刷代や紙代の削減によりコストダウン、地球環境問題への配慮
割引率の高い回数券の廃止により収支を改善(ShuhokuOrangePassのポイント付与率は3%)
(2)ICカード利用促進
運転手操作の省力化、機器メンテナンスの頻度削減、シームレスな移動を実現
紙式回数券の廃止ですが既に
■秋田中央交通
※終売、未使用分は継続して利用可能だが、何れは使用不可になると思われる。
 同社では既に定期券、高齢者100円バス(シニアAkiCA、利用可能地域に制限あり)
 IC1日乗車券(AkiCa以外でも利用可能、車内販売のみで現金支払いはできない)
 などもIC対応済み
■弘南バス
※終売、未使用分は2024年3月31日まで、それ以降は2025年3月31日までに限り払い戻しできる)
 定期券のみIC対応(1日乗車券については未対応?)
で廃止されており、これに続く形となりました。
なお羽後交通はIC未導入(導入予定はあるため同様に紙式回数券廃止の可能性あり)なので
紙式回数券は継続して販売されます。

今回の回数券終売、ShuhokuOrangePassへのゴールドパス等組み入れ可能に伴い
現状IC利用率が10%未満からどれだけ上昇するか、気になるところです。

因みに私はカード式Suica(ShuhokuOrangePass)は利用していません。なぜならスマホだとほぼ持ち歩いているし
タッチが楽であること、
JR東日本の鉄道利用(在来線)でポイントが2%付与(カード式は0.5%)
新幹線eチケット利用でお得、かつポイントが付与されるためです。

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