1992年の時刻表から(01) 沼館線

バス

1992年12月改正時刻表 (沼館線)

沼館線は大館鳳鳴高校前を起点に大館大町または有浦を経由し沼館に至る路線であった。現在、沼館を
経由する路線はハチ公号になっている。この沼館線は大館駅前を経由しない路線で、かつ有浦経由は
往路が大館大町を経由しない、復路は大館大町を経由する、ちょっと変わった路線であった。

有浦経由の沼館行きはバスターミナルを出た後市役所交差点を右折しこの坂を下ってくる。

古川町バス停があった場所付近。ここは国道7号線である。

古川町を出ると矢印の方向に進む。ここからは一気に道路が狭くなる。

大下町バス停があった場所付近。一番左の建物は元商店であったと思われる。

ここから更に道が狭くなる。道が狭いため、大型車両での運行は、なかったようだ。

ここまでの道はかなり狭い。

鉄砲場バス停跡。この小屋はバスの待合所として使われていたが、現在は飲料水の自販機が置かれている。
おそらく個人の所有物になったのだろう。

下町橋。この橋は結構古い上に狭い。軽乗用車同士がギリギリすれ違える程度。
そのためバスが通る際は対向車が通り過ぎるのを待つ必要があった。
なおこの橋は東側のバイパスが開通する前は裏道として通行量が比較的多かった。
※現在でも裏道として利用する車が多少見受けられる。

下町橋を渡り終えると広い道路に出る。


このように狭い道を走ることから↓のブログで紹介されているCCMでの運用がメインであった。
https://busmania.exblog.jp/14494416/
なお937の他、当時唯一の冷房車であった9○○号(ナンバー忘れた…)なども走っていた記憶がある。
937と共に写っている1145は鷹巣営業所(米内沢常駐?)所属で稀に朝一の米内沢→大館の運用に
入っていた。当時では珍しい中扉引き戸で、且つ後部にも幕があり、側面を含め全ての幕が連動し
自動で巻き取られる車両であった。なお前面の幕の小さい方は番号が小さく記載されていた。


以上、1992年の時刻表(沼館線)。当時郊外線(扇田方面)往路は大館駅前発ではなく、駅前ステーション発であった。
また釈迦内方面、小坂方面の大館駅前バス停は現在の場所ではなく、現在レンタカーの隣りにある酒屋の前であった。
※郵便ポストがある場所。

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